macbookのバッテリーが膨張してきていた
僕は現在MacBook Pro 13インチのRetinaモデルを使用しています。
購入したのは2016年の6月で、購入から3年3ヶ月経ったことになります。 普段はクラムシェルモードで、外部ディスプレイに出力して使用しています。
バッテリーの膨張に気づいたのは、外部ディスプレイから取り外して持ち出した時。 帰ってきてクラムシェルにセットし直した時に、本体とディスプレイ側にわずかに隙間があることに気づいたんですよね。
今までピタッと閉まっていたものが、1,2mmですが隙間が開いていました。
これは膨張の程度としてはかなり軽度で、ひどいとフレーム自体が歪んでしまうくらいまでに膨らむこともあるようです。
裏面のこの辺りを触ってみると、中のものが膨らんでいるのが感触で分かります。
MacBookのバッテリーの寿命はどれくらい?
購入して3年半ですが、これでバッテリーが膨らんでくるというのは順当な経年劣化なのでしょうか?
僕の所有しているモデルの充放電回数の上限は、Appleの公式のアナウンスで1000回となっています。1000回を超えたらバッテリー交換の推奨時期といえるようです。
実際の僕のMacBookの方充電回数を確認してみると
まだ21回しか充放電していませんでした!
ほとんどクラムシェルモードで常時充電状態での使用だったので、こんな少ない数になっています。
ただ充放電回数は少ないとはいえ、バッテリーは消耗品なので、購入から3年で異変が発生するのはそんなに珍しいことでもないようです。
バッテリーの状態としても”正常”となっており、この時点では電源から外したりしても問題なく使用できていました。
ただ膨張に気づいてしまった以上、このまま使い続けるのは気持ち悪いので修理をしようと決めました。
バッテリーの修理方法には2通りがある
修理するとして、選択肢が2つありました。
- Appleに修理に出す
- 自分でバッテリーを購入して交換する
Appleの
mac修理公式ページで、バッテリーの交換修理費用を確認してみました。
約20000円の出費。ものすごく高いとは思いませんが、安くはないですね・・・。
一方自分でバッテリー交換をして修理する場合は、対応するバッテリーが7000円くらいで販売されています。
・SLODA交換用バッテリーApple用Macbook Pro 13 Retinaインチ
費用差にして13000円程度。
自分で交換する場合は小一時間の作業時間で済みますが、公式修理の場合は1週間程度手元から離れることになります。
バッテリーが正規品でなくなるので品質に少し不安があるのと、ひょっとしたらMac本体に不具合を発生してしまうことを考えると、
13000円の費用の差は大きかったですが今回はAppleに修理を頼むことにしました。
※ちなみに、購入時に販売店の3年延長保証に入っていたのですが、今回の膨張に気づいたのは3年3ヶ月時点。悔しさに泣きました。
MacBook Pro 13インチ Retinaのバッテリー交換の選択肢
Appleに修理に出す場合
- 費用は約20000円
- 修理に必要な日数は約1週間
- 自分で作業する手間がかからない
- プロに任せるので安心、1年保障もつく
自分で直す場合
- 費用は約7000円(バッテリー代)
- 1時間程度の作業で完了
- 万一の故障時も保障対象外
Appleに修理を頼む手順
まず
Appleの修理に関する公式ページにアクセスします。
『修理サービスを申し込む』というリンクがありますので、そこから次のページへ進みます
検索窓に”バッテリー”と入力すると『バッテリーに関する質問/トラブルシューティング』という選択肢が現れますのでそれをクリック。
次のページでサポートの種類が選べますので『持ち込み修理』を選択します。
その後、AppleIDの入力等がありますので、指示に従って入力を進めます。
そうすると、自分の所持するApple製品リストが画面に現れますので、バッテリーを修理したい製品を選んでください。
すると、どのAppleストアや正規のサービス提供店へ持ち込むかを選択するかを選べます。
僕の場合はApple福岡が直接行ける距離にありましたので、Apple福岡を選びました。
予約する時間も一緒に決めますが、一度決めた後でもWebから自由に予約時間を変更することができました。
この後、Macのバックアップを作成しておきました。
通常のバッテリー交換修理ではデータは消えないらしいですが、念の為バックアップを取ることを推奨されています。
Appleストアに到着
予約した日時に、MacBookを持ってApple福岡を訪れました。
ちなみにこの日はiPhone11が発売された直後ということで、購入の方の長蛇の列で店内が非常に混み合っていました。
スタッフの方に修理で予約していた旨を伝えると席に案内され、10分ほど待つことに。
修理の受付の方が来られ、現状のバッテリーの膨張具合を説明。
修理代金を案内してもらい、事前に確認していた通り20000円になるとのことでした。
修理に必要な期間は本来1週間程度とのことなんですが、ちょうどこの時関東を台風19号が過ぎ去った直後で、交通に乱れが出ている箇所があるので1〜2週間かかる可能性があるとのこと(関東の修理センターに送るらしいです)。
2週間パソコンが手元を離れるのは痛いですが、せっかく店舗にまで来たのでそのまま修理に出すことに。
修理後の受け取り場所は、店舗か自宅に配送かを選べたので、自宅へ配送してもらうことにしました。
バッテリー修理以外にも、Macになにか不具合が起きていないかのチェックをしてもらいましたが、バッテリー以外はすべて正常でした。
丁寧でスムーズな対応をしていただきました。
修理を終えて帰ってきた
修理を申し込んだ後も、修理センターへのPCの到着、修理の開始、修理の完了などの経過が随時メールで教えてもらえるので、とても安心感がありました。
そして10月17日に修理を終えたMacが届きました!
Appleに持ち込んだのが10月12日でしたから、たった5日で帰ってきたことになります!九州から関東までの配送を考えると、実質、最速で対応してもらったと言えるのではないでしょうか。
左のファイルは修理報告書になっています。
バッテリーの不具合に対して、新たに1年間の保障が付与されていました。
当然ですが膨張は完全に治っていて、またピタッとくっ付いて閉じられるようになりました。
まとめ
以上が今回のMacBook Pro13インチのバッテリー膨張の修理の顛末でした。
今回はAppleに修理を依頼しましたが、正解だったように思います。
自分でバッテリーを購入して交換する場合、バッテリー自体は7000円程度、交換作業は1時間程度かと思いますが、それに付随するストレスや手間もあります。
修理依頼から完了までの早さはさすがAppleと思わせるものでした。