今まで僕はGiantのエスケープRX3に乗っていました。
オークションで購入したもので、年式は不明だけど、多分2010年くらいのモデル。かれこれ5年くらい乗ったでしょうか。

買った時からボロでしたが、各コンポーネントの劣化もかなり劣化して、最近はペダルを強めに踏み込むとギヤがナメるようになってしまっていたので、買い替えを検討していました。

かれこれ1年くらい、どの車種にしようか悩んでいましたが、とうとうジャイアントのESCAPE RX DISCの2020年モデルを購入しました!
実際に2ヶ月ほど乗ってみて、使用感やメリット、デメリットをレビューしたいと思います。

Giant RX1、R DISC、R3、Bianch C sportとスペック比較

購入にあたって検討した車種は
Giant Escape RX1
Giant Escape R3
Giant Escape R DISC
Bianch C sport

RX1 RX DISC R3 R DISC R DISC
価格 ¥110,000 ¥80,000 ¥52,000 ¥62,000
重さ(kg) 9.9 10.9 10.7 12.0
ブレーキ Vブレーキ:SHIMANO ALIVIO 油圧DISC:SHIMANO UR300 Vブレーキ:SHIMANO TEKTRO RX1 油圧DISC:SHIMANO MT200
ギア SHIMANO TIAGRA(2x10) PROWHEEL RPL-521(2x9) SHIMANO HG41(2x9) SHIMANO HG41(3×8)
フレーム素材 アルミ
フロントフォーク:フルカーボン
シートポスト:フルカーボン
アルミ
フロントフォーク:フルカーボン
アルミ
フロントフォーク:クロモリ
アルミ

※2020年モデルの数値になります

2020年からRシリーズからもディスクブレーキモデルが出ました。
R DISCとRX DISC、価格差にして18000円、重量差1.1kg、フロントフォークがアルミかカーボンかという違いがあります。
12kgになってくるとさすがに重いかな、というところでR DISCは除外。

R3はコスパはやはり良いと思いますが、買ったとしてもワクワク感が生まれないのでこれも除外。

最終的に迷ったのはRX1とRX DISKの2車種でした。
ちなみにRX3、RX2はそこまで突出した走りの快適さは期待できないが、R3よりは金額もだいぶ上がってくるし、ちょっと中途半端なポジションという判断で対象から外しています。

「RX1でハイレベルな走りの快適さを体感してみたい」という思いと「RX DISCでディスクプレーキデビューしてみたい。RX1よりも3万円安いし」という思いの戦いですね。

2019年版RX DISCと2020年版はどう変わった?

ここで、RX DISCだけ切り取って、2019⇨2020へとどう変化したのか比べてみます。

RX DISC 2019 RX DISC 2020
価格 ¥78,000 ¥80,000
重さ(kg) 11.2(11.0くらいか?) 10.9
ブレーキ SHIMANO MT200 SHIMANO UR300
ギア SHIMANO HG201(3×9) PROWHEEL RPL-521(2x9)
フレーム素材 アルミ
フロントフォーク:ハーフカーボン
アルミ
フロントフォーク:フルカーボン

まずは価格。
2020モデルの方が2000円高くなりました。
BR-MT200とUR300がどう違うのかよくわかりませんが、ブレーキ周りがスッキリするモデルになったよう。グレードとしてはUPの変更のようです。
重さは、2019年モデルがMサイズの重さ、2020年モデルがSサイズの重さを記載してあったので、直接的な比較はできません。多分同じサイズならほぼ同じ重さかと思います。

ギアが3×9⇨2×9に変わって段数としては減りましたが、これは悪いこととは言えないよう。
実際27段速で、それを全て使いこなすかというとそうでもないですからね。前が2枚になって必要段数の中でシンプルになって良いとも言えます。

フロントフォークが半分カーボンだったものが、完全にカーボンになりました。

僕がRX DISCに決めた理由

ディスクブレーキの憧れ

最大の理由が『やっぱりディスクブレーキを体験してみたい』です!

ディスクの利点としては
・ガツンと止まる(軽い力でしっかり止まる)
・雨の日も制動力が落ちない
というところかと思います。

正直、今までVブレーキでも制動力にそこまで不満を感じたことはなかったので、「ディスクブレーキってなんかカッコいい」という点で惹かれたのが大きいです。

2020年モデルのカラーリングが好き

2020年モデルは、レッドとマットブラックの2種のカラー展開です。
2019年モデル発売時点で購入を検討していましたが、カラーがあまり気に入らず踏み切らなかったという経緯があります。

今年のマットブラックが、つや消しで無骨さと高級感、ブルーが部分的に差してあるのもまさに好み。このカラーが出てくれたから今年買うことを決断できたとも言えます。

フロントフォークフルカーボン化

2019からの変更点の一つがフロントフォークのフルカーボン化でした。
カーボンの特徴が『軽さと弾性』だと思いますが、フロントフォークがフルカーボンになることで路面の凸凹の衝撃を吸収してくれるとのこと。
今までカーボン未体験なので、カーボンの効果というのを感じてみたかったというのも決め手になりました。

RX DISC2020のメリットとデメリット

ディスクブレーキ

まず最大の目玉であるディスクブレーキ。

ただ驚いたのが、店舗で購入した直後初めて乗った時は恐ろしいほどブレーキの効きが悪かったです!
握っても握ってもぬる〜っと進んでしまう!
「え、全然止まらないじゃん!」と、お店側の整備不良ではないのかと疑ったほどです。
でもそのまましばらく走っていると徐々に効きが良くなってきました。僕の予想としては、最初はディスク部分がツルツルで摩擦が発生しにくく、ある程度ブレーキを当てることでディスクに傷が入って摩擦力が上がって本来の制動力を出すようになるのではないかと思います。

全ての車種がそうなのかはわかりませんが、ディスクブレーキの自転車を買って最初に乗る時は注意してください。

走行性能

カッコいい

メンテは不明

ディスクブレーキって実際どうなの

RX DISCをすすめたいのはこんな人